一番良く使用している試験機です。
P電圧は0~300V 150mA、G電圧は-100Vまで設定可能で、一般的な受信管の測定にはほぼ困りません。
電流値が測定可能なので出力管のペア取りが出来ます。
2メーター表示で左側メーターでP、G2、Gの電圧やライン調整、右側メーターでGmの表示とIp、Isgの監視が可能です。
任意条件設定可能な試験機の場合、1メーターで電圧電流を調整するのは困難なので、別々に監視できる2メーター(以上)の物をお勧めします。
国洋の大型試験機は他にもVG-4F、VG-4Gなどがあり、P電圧が500Vまで拡大しているようですが、サイズ重量もより大きく重くなっています。
VG-4G-Nという最後期の物もありますが、これは形状が異なっています。
アクセサリーは双三極管アダプタやハイGm管用アダプタなどが付属していました。
双三極管アダプタは大変便利です。何故か2B29ソケットもあるのはNHKで使用されていたのでしょうか。