2019-01-01から1年間の記事一覧

国洋電機 Gm-10 真空管試験器

国洋電機 Gm-10型真空管試験器 国産のパンチカード式Gm試験器です。 カード式試験器はHickokのもので有名ですが、国産は非常に稀だと思います。 パンチカードを差込んで読み取りボタンを押すと、ソケット接続と各部電圧、メーターレンジなどが自動に設定され…

OLYMPUS XZ-1 分解とセンサー清掃

OLYMPUS XZ-1の分解、清掃 OLYMPUS XZ-1は2011年発売の骨董品で、CCD最後期の高級コンデジです。 高感度ではノイズが目立つ等弱点も多いですが、手軽に綺麗な写りをしてくれるのでお気に入りです。 自分はNikon D70s→D90→XZ-1と一眼からもCMOSからも逆行し、…

岡谷(RODAN) HF-300BW

Western Electric 300Bは多くのメーカーによって同等管が作られ、国内でも岡谷電機がHF-300Bという型番で製造していました。 そしてその岡谷電機が、1本に300Bを2つ入れてしまおうという安直合理的な発想に基づき作ったのが、このHF-300BWです。 かなりのレ…

パーツ仮置き

シャーシにパーツ類を仮置きしてみました 球は83、5687と842でトランスは全てTANGO(ISO)です。 まえ うしろ 中々上手い感じにまとまってる気がします。良いシャーシですね。

電圧増幅段と電源周り

前記事の通り、MT管1本とNC-14サイズのトランス1つで約200Vp-p程を振るわけですが、双三極管5687とISO RC-160-15W(160Hのチョーク)を使うことにしました。 直結2段のチョークドライブです。 250Vp-p程度まで余裕で振れる構成です。(そこまでチョークが持つか…

終段動作とシャーシ

a116-113.hatenablog.com 842は、データシート上8kΩ負荷で出力3Wとなっています。 しかし今回は、FW20-14Sの14kΩ負荷で出力2.3Wとする予定です。 14kΩ負荷 Ep-Ip曲線の通り感度が低く、約190Vp-pの入力が必要になります。 A1級シングルですが、余裕を持って2…

RCA Radiotron 842

RCA Radiotron 842 トリタン球にしては珍しく、AFアンプ用に設計された出力管です。 プレート損失12Wで内部抵抗が2.5kΩ程と低く、A1級で2~3Wを絞り出すことが出来ます。 設計の古い球なのでGmが低く、μが3しかないためスイングが大変(動作例でバイアス-100V…

HEWLETT PACKARD 339A 歪率計

HEWLETT PACKARDの歪率計339Aを購入しました。 HPらしい洗練されたデザインが気に入っています。 メーターは正面から読みましょう 以前、歪率測定はシバソクのAD725CとAG15Bを組み合わせて使用していました。 AD725Cは発振器AG15Bとの組み合わせで-120dB(0.0…

D2905/9700用ウェーブガイド 試作 9700+ER18RNX WG 2WAY ②

ツイーターに装着するウェーブガイドの試作モデルを作りました。 取り合えず1点だけ注文してみる予定です。 下の欠けはウーファーとの距離を縮めるためです。 ネジ穴は本来60度間隔の6点留めにしたかったのですが、欠けのせいで60度間隔では4穴しか開けられ…