842は、データシート上8kΩ負荷で出力3Wとなっています。
しかし今回は、FW20-14Sの14kΩ負荷で出力2.3Wとする予定です。
Ep-Ip曲線の通り感度が低く、約190Vp-pの入力が必要になります。
A1級シングルですが、余裕を持って250Vp-p位振れる電圧増幅段にしたいところです。
自作だと一番のネックになるシャーシは、ミューズ工芸というメーカーのものが手元にあるのでこれを使います。
黒アルマイト、曲げパネルにサイドウッドの素敵なデザインです。
ただ写真のようなシャーシなので、ドライブに使えるのはMT管1本とNC-14サイズのトランス1個だけです。
これで842を充分にスイングできる構成を考えます。